一時期楽天証券のつみたてNISAで、楽天銀行のハッピープログラムというサービスを生かした15銘柄投資が話題になりました。
ざっくり紹介すると、1日100円×15銘柄に投資をすると、1日45ポイント貰えて、×22営業日=1ヶ月で900ポイントほど稼ぐことができました。
稼いだ楽天ポイントは投資に使うことが可能のため、利回り3%は確定の投資方法だったのですが、ハッピープログラムのルールが改悪されてこの方法は使えなくなってしまいました。
ハッピープログラムの対象、取引件数のカウント条件および、ポイントの獲得条件変更 に関するお知らせ
改悪前は月900ポイント稼げたのが、改悪後はなんと月9ポイントしか稼げなくなってしまっています。トテモカナシイ・・・
この記事では私自身が15銘柄投資して失敗した残骸をお見せすると共に、今後の上手な投資方法を紹介していきたいと思います。
つみたてNISAで投資した15銘柄
上の画像が私が過去に投資してきた15銘柄です。
ちなみに今は色々と考えた結果、楽天VTIだけに集中投資しています。
https://ofutonman.com/vti-sp500
全体的にリターンがマイナスのファンドが多いですが、特に
- たわらノーロード 日経225
- ニッセイ日経225インデックスファンド
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
の日本株、新興国株のマイナスが目立ちます。
今からなら日本株に投資しようとは微塵も思いませんが、15銘柄投資をしていたときは、ファンド選びに苦心して、無意味に信託手数料の高いファンドも選んでしまっていました。
このファンド達は投資知識の少ない時代の黒歴史のため、さっさと解約して楽天VTIの買付に充てたいところですが、NISAの非課税は1度買ってしまうと、解約をしても復活しません。
なので10年、20年という長い目でみたら売らないでこのまま置いておくほうがリターンが高くなる可能性が高いため、売りたくても売れず定期的に黒歴史を見る羽目になっています。。。
楽天カードで米国株式か全世界株式に投資をしよう
15銘柄投資で失敗した人も、これから投資を始めようと考えている人も、楽天証券で投資をするなら楽天カードで積立投資をするのが1番です。
ハッピープログラムを利用しても月に最大9ポイントしか貰えませんが、楽天カードなら積立金額の1%分のポイントが貰えます。
つみたてNISAで月33,333円投資するとすれば、333ポイント貰えますね。
楽天カードで積立をしないと、楽天証券で投資するメリットがあまりないので、まだ楽天カードを持っていない人は契約することをおすすめします。
投資するファンドに関しては、全世界株式か米国株式のどちらかにしておくのがいいです。
間違っても意味もなくたくさんのファンドに投資をしないようにしましょう。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
この中の4本のいずれかに絞って投資をするのがおすすめです。
選び方としては、インデックス投資は世界経済の発展に期待して投資をするコンセプトのため、全世界株式に投資するのが究極のインデックス投資と言えるので、色々調べたりするのが面倒な人は全世界株式が向いています。
逆にリターンを追求したい人は、全世界株式より米国株式のほうが過去の記録を見る限りではリターンが高いので、米国株式に集中投資するのが向いています。
米国株式に投資が興味のある人は、以下記事で紹介している本を読んで納得した上で投資をするのがおすすめです。
まとめ
楽天証券×つみたてNISA×15銘柄で投資をしていた人にはハッピープログラムの改悪はかなりの痛手ですが、きっと投資するべきではないファンドもいくつか混ざっているはずなので、この機会に見直しをしてみましょう。
そしてポイントを貰うために投資してきた今までのファンドも、解約したくなるかもしれませんが、つみたてNISAの非課税枠は戻らないので、見るのが辛くても解約せず持ち続けるのが将来的にリターンが大きくなるはずです。
私もポイントにつられて買ったファンドは「よくわからないものに手を出さないようにする」という戒めを含めてホールドし続けようと思います・・・!