私は今現在つみたてNISAと特定口座で毎月5万円ずつeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)投資をしていますが、ただ口座にお金を入れておくだけで投資ができるので、最近退屈を感じています。
もちろん、投資初心者は安易にアクティブな投資をするほうが逆にリターンが低くなるということも分かっているのですが、退屈になると何か面白いことはないかと探してしまうのが人間の性・・・(破滅的思考)
そうして探しているうちに、ついに面白い投資商品を見つけてしまいました。
それが今回紹介する、米国ETFの「SPXL」です。
SPXLとはS&P500にレバレッジを3倍かけたETFで、S&P500の値動きに対して3倍の値動きをします。
レバレッジ商品の特徴上、綺麗に3倍にはなりませんが、S&P500の利回りが5%だったとすると、SPXLは大体15%の利回りになるというわけです。
5%ですら投資の世界では上出来だと言われているのに、その3倍の15%ですからね・・・控えめに言ってヤバすぎます。
楽天証券だとETF買付ランキングが大体2位~4位辺りにあるので、結構人気のETFのようですね。
ちなみにレバレッジを聞くと、FXなどを連想して借金を負うイメージをしてしまう方もいるかもしれませんが、SPXLへの投資では資金が0円以下になることはないので、その点は安心です。
SPXLはこんな人におすすめ
- 激しい値動きに耐えられる人(狼狽売りをしない)
- S&P500を心の底から信じている人
- リスクを覚悟して大きなリターンを得たい人
S&P500自体が順調に成長していけば、その3倍分の利回りを得られるので何の問題もありません。
しかし逆に、S&P500が暴落したりするとその3倍分の損失を食らうことになります。
もしリーマンショック級の大暴落が来たとすると、SPXLに投資していた分のほとんどが吹き飛ぶことになるので、立ち直れないほどのダメージを受けることになってしまいますね。
それでもS&P500はリーマンショックを乗り越え、今なお最高値を更新中なのでS&P500を信じられるのであればSPXL投資をし続ければ高いリターンを得ることができるでしょう。
ちなみにSPXLは2018年11月に設立されたETFですが、約11年間でリターンがなんと69%もあります。
この期間中全力でSPXLに投資し続けられていれば、余裕で億り人になれてそうですね。。。
SPXLでも長期投資がおすすめ
投資は長期で続けるのが基本ですが、SPXLは値動きの激しさや経費率の高さから短期的な投資をしている人も多い商品です。
S&P500に連動する低コストETFで有名なのはVOOですが、こちらは経費率が0.03%です。
一方SPXLの経費率は0.95%と決して安くはありません。
レバレッジがかかっているので仕方ないとはいえ、長期投資をしたときに約1%の経費率をどう考えるかといったところですね。
ただし投資初心者が短期的なトレードっぽいことをしてもほとんどの場合は失敗しますし、S&P500が右肩上がりに成長してきた歴史を考えれば、思考停止ドルコスト平均法の長期投資のほうが成功率が高いと思っています。
大きなリターンが出せれば多少の経費率の高さは気になりません。
まとめ
世界一の投資家のウォーレン・バフェット氏も認めるS&P500の3倍のリターンを見込むことができるSPXL。
マイナスになるときも3倍というのが怖いですが、夢を見ることができる素敵なETFです。
私自身はつみたてNISAやビットコインの積立を優先しつつ、余剰資金でSPXLにも投資をしていこうかなと思っています。