世の中には様々なゲームがありますが、趣味にするなら将棋が最強です。
なぜ将棋を趣味にするべきなのかと言うと、
- 将棋はお金がかからない
- ルールが変更されることがない
- 年中無休で楽しめる
- 競技人口が多くて将棋仲間が簡単に作れる
- 強くなればお金が稼げる
こんなメリットがあるからです!
ここからは将棋歴15年以上で、将棋指導の経験もある私が、上記の理由を詳しく掘り下げて解説します。
Contents
将棋はお金がかからないので貧乏人にとって最強の趣味
私は中学生〜大学生の間は毎年のように全国大会に行っていた、ちょっとだけガチ勢(8年くらい前に引退)です。
なので将棋にそれなりにお金をかけていますが、それでも他の趣味よりはお金がかかっていません。
大会の遠征費とか道場代を含めると計算が複雑になるので、それを除くと15年で費やした金額は30万円くらいです。
この30万円のほとんどは終盤系の本を見ると買いたくなってしまう病のせいであり、棋書代を抜くと将棋ソフトとチェスクロックぐらいしかお金をかけていません。
https://ofutonman.com/category/shogi
ガチ勢時代があり、棋書コレクターだった私でも15年で30万円なので、普通に楽しむだけならもっとお金はかかりません。
というか今は何でもネットとスマホで完結してしまう時代なので、
- 将棋クエスト(無料)
- 将棋ソフト(無料)
で1円もかけず、日本中の人との対局を楽しみ、本を買わずともプロより強いソフトの指導を受けることができます。
働いても給料が増えていかないこの時代で、お金が全くかからない将棋は最強の趣味だと思います。
将棋はルールが変更されることがなく生涯楽しむことが出来る
今の将棋のルールが制定されたのは江戸時代と言われていて、現存する最古の棋譜は1607年です。
400も年前から今の将棋とルールが変わっておらず、今後もルールが変わることはないでしょう。
なぜルール変更がされていないことにこだわっているかと言うと、ルールが頻繁に変わるようでは生涯の趣味にするのが大変だからです。
例えばオンラインゲームだと運営のさじ加減次第でキャラや職業のパワーバランスが大きく変わり、ゲームのルール自体ねじ曲げられることが良くあります。
将棋に似たゲームの囲碁も、日本ルール・中国ルールと国ごとにルールが違っていて、黒番白番の公平さを保つためのルールのコミも定期的にルール変更されているそうです。
柔軟性のある若いときならともかく、歳を重ねるとルール変更による変化について行くのは大変です。
その点将棋は先手後手のバランスも保たれていて、ルール変更の必要性もないので生涯に渡って同じルールで楽しめること間違いなしです。
将棋は年中無休で楽しめる
- 将棋ウォーズ
- 将棋クエスト
- 将棋倶楽部24
など、様々なオンライン対局アプリがあり、将棋は24時間いつでもどこでも対局を楽しむことができます。
そして仕事に疲れて対局でエネルギー消費する気が起きないときも、藤井聡太二冠や羽生九段などプロ棋士の将棋観戦をするという楽しみ方もできます。
プロの将棋中継は大体毎日のようにやっていますし、ABEMAではプロ棋士の団体戦の将棋放送があったりと、楽しみ方は尽きません。
他にもプロ棋士のyoutubeチャンネルを見るとかもありますので、1日中将棋三昧で生きても退屈することはないでしょう…笑
競技人口が多い将棋は簡単に仲間を作ることができる
2020年のレジャー白書によると、将棋の競技人口は620万人いるとのこと。
似たゲームの囲碁や麻雀よりも競技人口が多く、ツイッター等のSNSとも相性がいいので、将棋仲間を簡単に作ることができます。
リアルで集まらなくても仲間を作ることができるのは、このコロナ禍の世の中でかなりありがたいことですよね。
強くなれば将棋でお金を稼げる
と思っているそこのあなた!
アマチュアでも竜王戦という将棋界最高峰のタイトル戦に出場するチャンスがあり、賞金は4,320万円も貰えます。
ただし竜王戦に出場するためには、
- アマチュア竜王戦の県代表になる
- 全国大会で上位4位に入る
- 竜王戦6組でプロ相手に優勝する
- 竜王戦トーナメントで優勝する
- 竜王戦7番勝負で4勝する
という果てしない道を辿らないといけません。
ちなみにアマチュアの最高実績は竜王戦6組の準決勝敗退なので、アマチュアから竜王を取るというのはほぼ不可能でしょう。
まあ竜王戦でタイトルを取るというのは半分冗談として、アマチュアの賞金大会で稼ぐのは十分可能です。
私も過去に賞金大会で優勝したりして、総額20万円くらい稼いだことがあります。
賞金大会以外では将棋指導で稼ぐというのもあり、私も時給2,000円で1週間に5時間ほど教えていたことがあります(バイトとかではなく個人的に)
賞金大会も将棋指導もある程度実力が必要ではありますが、将棋を極めればプロになれなくてもお小遣い程度は稼げる可能性を秘めているゲームと言えます。
まとめ
将棋を趣味にすべき理由を5つ紹介しました。
やはりお金をかけずとも一生楽しむことができる将棋は最強です。
若いときは集中力や仲間を作るのに、歳をとったらボケ防止にも役立ちますし、将棋をやるデメリットがないです。
しいて言えば将棋をやるとコミュ障気味になるところでしょうか…笑
そんなわけで新しい趣味を探している方は、ぜひ将棋を趣味にしましょう!