楽天ポイント

改悪ばかりの楽天経済圏の3年間を振り返ってみた【何が改悪されたのか?】

ポイ活をして1番稼げるのは楽天ポイントで間違いないですが、度重なる改悪によって前ほど稼げなくなっています。

私自身、楽天経済圏の利用で結構な楽天ポイントを稼いでいたのですが、ここ2年ほどの改悪ラッシュで以前の半分以下のポイント数しか稼げなくなりました。

そこで今回はこの3年で楽天サービスの何が改悪されたのか、私の知っている範囲で紹介をしていきたいと思います。

 

SPUの改悪の歴史

2018年が始まった時点では最大8倍だったSPUも、2018年9月時点で15倍と大躍進しSPUの活用方法次第ではAmazonやヤフーショッピングなどで買うよりポイント込みで安いことが結構ありました。

2019年4月に楽天ブックスとKoboで改悪が始まります。

楽天ブックスとKoboがそれぞれ0.5倍に

改悪前は楽天ブックスかKoboで注文をすればSPU1倍達成だったのが、それぞれで利用しないと1倍にならなくなりました。

利用金額的には同じに見えますが、楽天ブックスは紙の本、Koboは電子書籍なので相性的にどちらも達成は難しいです。

私は電子書籍派なので、楽天ブックスの0.5倍を達成することができなくなってしまいました。

楽天市場アプリ

2019年7月にはショッキングな改悪が起こります。

楽天市場アプリはインストールして注文するだけで条件達成で1倍達成できるので、めちゃくちゃ条件達成が用意でした。

それが1倍から0.5倍になり、多くの人に影響の出た改悪だったと思います。

楽天トラベル 楽天ビューティー Rakuten Fashion

楽天トラベルは5,000円以上、楽天ビューティーは3,000円以上とに条件達成に金額指定がつき、Rakuten Fashionの倍率が下がりました。

単純に改悪でしかないですね。

楽天ビューティーは微妙な金額設定になり、男のカットしかしない私にとっては無駄にシャンプーとかをつけないと条件達成ができなくなってしまいました。

※10月1日追記

楽天ビューティーは1倍から0.5倍に倍率が改悪され、SPUの全体の倍率も15.5倍から15倍になります。

楽天モバイル

元々は2倍から1倍に。

UN LIMITでスマホ代1年間無料をやってくれているから、そのしわ寄せがこちらに来た感じでしょうか。

Rakuten Fashion

楽天市場アプリからではなくRakuten Fashionアプリから購入しないと0.5倍がつかなくなりました。

今までは楽天市場アプリからFashionの注文をして0.5倍+0.5倍で合計1倍ができましたが、Rakuten Fashionアプリからの指定になったので0.5倍分が獲得できないですね。

ただ月に1回Rakuten Fashionアプリで注文をすればその他の注文分にも0.5倍がつくのでまだマシな改悪でしょうか…。

楽天保険

楽天市場で月2万円以上買い物をする人は、楽天保険SPUは楽天カード超かんたん保険の持ち物プランが月200円の契約をすればポイント分がお得でした。

が、2020年12月31日から月払いがなくなり、年払いしか選択できなくなりました。

楽天保険SPUは保険料を支払った翌月だけが1倍の対象になるので、年払いでは1ヶ月分しか1倍の恩恵を受けられません。

これもポイント狙いをしていた人は大改悪ですね。

https://ofutonman.com/spu-motimonoplan

↑完全に無駄記事になりました

楽天TV

2020年2月1日から今まで対象だったNBAが対象外になり、パ・リーグSpecialのみ楽天TVの条件が達成できます。

NBAが対象から外されるだけなので、純粋な改悪ですね。

楽天ポイントせどりがNGに?

いつからルール変更になったかはわかりませんが、SPUのルールとして以下の記載が追加されていました。

※3 ゲーム機本体、ゲームソフト等、転売行為が多く見られる商品について、同一商品を転売・換金目的で複数注文したと判断された場合、該当の注文により発生するSPU特典ポイントは、付与対象外となります。
※ ※1~3は、同一注文内にその他の商品が入っている場合は、その商品も対象外となります。
※同一人物による複数の利用登録、または利用登録の内容に不備・虚偽等があった場合は、SPU特典ポイント付与の対象外となります。
※不正行為、利用規約違反、その他運営上の趣旨に反していると弊社が判断した場合は、SPU特典ポイント付与の対象外とし、特典の返還または特典に相当する金額のお支払いを求める場合があります。

SPUより引用

 

2020年に副業として流行した楽天ポイントせどりの対策としか思えないタイミングでのルール追加です。

せどりではNintendo Switchが人気商品らしいですが、それを狙い撃っていますね…

https://ofutonman.com/rpoint-sedori-owakon

楽天でんき

2021年6月から楽天でんきSPUの0.5倍は対象外になりました。

0.5倍ということでポイント付与数的には大きくないかもしれませんが、SPUのポイントアップのために楽天でんきを契約した人にとっては大きな痛手かもしれません。

しかもそう簡単に解約や変更もしにくいサービスなので、アナウンスされるのが3ヶ月前なのはちょっと急なように思えます。

 

その他の楽天サービス

次はSPU以外で改悪されたサービスを紹介していきます。

楽天ROOM

楽天ROOMは実はめちゃくちゃポイントが稼げるサービスだったのですが、無慈悲にも改悪されました。

楽天ROOMアプリからお買い物するといつでもポイント2倍

楽天市場アプリとも併用できるお得なキャンペーンでしたが、終了してしまいました。

楽天ROOM 家族や知り合いに紹介が規約違反に

個人的にはこれが1番大きな改悪だと思っていて、以前は家族や知り合いからの紹介もOKだったのが、規約違反になりました。

楽天ROOMで紹介した側は2%〜8%のポイントが付与されるので、例えばふるさと納税で5万円の商品を紹介したら最大4,000ポイント付与されていたわけです。

この仕組みを使えばどのネットショッピングより圧倒的にお得でしたが、改悪となりとても残念。

楽天プレミアム

Amazonプライムを意識したと言われていた楽天プレミアムですが、2020年11月30日を持って新規登録と更新手続きが終了してしまいました。

楽天市場でよくお買い物をする人にとってはサービス終了は痛手ですし、今までは楽天プレミアムカードを申し込んだ際に楽天プレミアムが1年間無料で使える特典がついていたので、これから申し込む人にとっては改悪と言えますね。

楽天ペイ

楽天ペイは今までペイ利用分の0.5%と楽天カード利用分の1%で合計1.5%分のポイントがもらえていましたが、楽天キャッシュをチャージして支払いする以外は1%分のポイントしかもらえなくなるように改悪されてしまいました。

1%分のポイントしか付与されないのであれば、楽天カードで決済をしても同じ1%ですし、楽天以外のサービスのほうが普通に還元率は高いです。

楽天キャッシュをチャージすれば今まで通り1.5%の還元率ですが、手間がかかりますし楽天ポイントと比べて使い道が少ないのが残念なところです。

楽天銀行ハッピープログラム

楽天証券で投信に15銘柄積立をして、1日45ポイント×20営業日で1ヶ月900ポイント稼ぐ方法と、楽天競馬で毎日入金することで取引回数30回を達成してスーパーVIPになる方法がありましたが、どちらもできないように改悪されてしまいました。

https://ofutonman.com/happy-kaiaku

また、2021年8月1日から投資信託の保有残高が10万円ごとに4ポイント付与されていたのが、人気商品に限って0~3ポイント付与に改悪されてしまいました。

https://ofutonman.com/rakuten-sec-kaiaku

楽天カード

楽天カードの獲得ポイント付与数はほとんどが100円につき1ポイント(1%)の付与でしたが、

  • 電気、ガス、水道などの公共料金
  • 税金
  • 国民年金保険料

などの支払いについては2021年6月から500円につき1ポイント付与(0.2%)に改悪されてしまいます。

年間100万円支払っていたとすると、今まで1万ポイントだったのが2,000ポイントになるわけで、ちょっと無視できない改悪ですね。

消費税分のポイント付与が対象外に

2022年4月から消費税分にポイント付与がされなくなります。

対象サービス(一部)
  • 楽天市場
  • 楽天トラベル
  • 楽天西友ネットスーパー
  • 楽天ビューティー
  • 楽天モバイル
  • 楽天エナジー(楽天でんき・ガス)

税別1,000円の場合は今まで11ポイント付与だったのが、この改悪後は10ポイントになり、おおよそ10%分のポイントが減ることになります。

この改悪は、SPUの倍率が減るとかよりもインパクトが大きいですね…

 

改悪続きの楽天をどう活用していくか

2019年から改悪ラッシュが続き、特に楽天ROOMの家族・友人の紹介禁止で楽天市場での注文の魅力が一気に減りました。

もしかしたらコロナや楽天モバイル赤字の影響で、大盤振る舞いでポイントばら撒きが難しくなっているのかもしれません。

しかしポイント込みでもAmazonやヤフーショッピングより値段が高ければ、送料がわかりにくかったり商品が探しにくい楽天市場をあえて使う必要は個人的にはないと思います。

ただ楽天市場や楽天ペイなど一気に魅力がなくなったサービスもあれば、楽天証券×楽天カードで投資信託5万円積立で毎月500ポイントもらえる仕組みや、楽天モバイルの1年間スマホ代無料は競合サービスに負けないお得さだと思います。

また、普通の注文だと見劣りする楽天市場もふるさと納税に限って言えば、他のどのサービスで行うよりポイント還元込みで1番お得でしょう。

というわけで改悪が続いて魅力がなくなったサービスは競合サービスのを使い、お得なものはしっかり使っていくのが今後の楽天経済圏の賢い使い方かなと思います。



まとめ

楽天サービスのここ2年ほどの改悪について紹介しました。

こうしてみると改悪ラッシュで、楽天ポイントせどりをしていた人や楽天市場でよくお買い物をしている人は大打撃でしたね。

私も改悪ラッシュ前はSPU10倍以上あったのに、今は8倍まで落ちてしまい以前ほど買い物する意欲が起きません…。

なお改悪後でもポイント倍率を高める注文方法については以下の記事で紹介していますので、改悪で困っている方はこちらもどうぞ。

https://ofutonman.com/rpoint-tameru