現金からスマホ決済に切り替えたり、様々なキャンペーンに参加してポイントを貯めるのは、節約にもなるのでどんどんやっていくべきです。
しかし獲得したポイントを使わずに貯金(長期保有)をするのはやってはいけない危険行為です。
元々ポイントは貯金に向いている仕様ではなく、手に入ったら、貯金をせずになるべく早く使うようにするものなのです。
ポイント貯金をしてはいけない理由としては以下の3つが挙げられます。
- ポイントを不正利用されたときの被害が大きい
- 失効する危険性がある
- ポイント貯金で機会損失をしてしまう
それでは1つずつポイント貯金がダメな理由について詳しく解説していきますね!
ポイントを不正利用をされたときの被害が大きい
ポイント貯金の1番のリスクは、ポイントを不正利用されたときに一気に使い切られてしまうことです。
クレジットカードなら高額決済をする場合には、電話で確認したり、怪しいときには決済をストップすることもあるようですが、ポイントは基本的にそういうことはありません。
一応各ポイントサービス会社にて、1日及び1ヶ月でのポイント利用上限を設けてはいますが、
- Tポイント:1ヶ月に10万ポイントまで
- 楽天ポイント:1回に3万ポイント、1ヶ月に10万ポイントまで
※ダイヤモンド会員は1回、1ヶ月共に50万ポイントまで
上記のように、不正利用で一気に10万ポイントまで使われてしまうリスクがあります。
楽天ポイントの1回3万ポイントまでの上限も、3万ポイントずつ小分けに利用されてしまえば特に意味をなしません。
さらに、ダイヤモンド会員なら1回で50万ポイントまで使われてしまうので、かなりの大損害を受けてしまいます。
ポイントの不正利用には、不正アクセスや、スマホのポイントバーコードを抜き取るなど色々あり、完全に対策をするのは困難です。
不正アクセス等を防ぐのが難しいのであれば、不正をされても使われるポイントがない状態にすれば、大きな被害を受けることもありません。
つまりポイント不正利用の1番の対策は、普段からポイントを使い切っておくことです。
失効する危険性がある
Tポイント、楽天ポイント共に予めポイントが失効する期日が定められている「期間限定ポイント」と最後にポイント獲得、利用をしてから1年間が期限の「通常ポイント」があります。
1年間が期限なので、各ポイントを使い続けていれば失効することはありませんが、生活環境が変わって今まで貯めていた楽天ポイントが貯められない状況になった、ということはありえます。
そうして貯めていたことをずっと忘れて、1年後にポイントを確認したら、全部失効しているという悲劇が起こってしまう可能性があります。
「ポイントで貯金をするような人が1年も放置することはありえない」と思う人もいるかもしれません。
しかし10年以上放置されている休眠預金は毎年1000億円を超えるとされていて、ポイントより大事な現金ですら何年も放置している人がたくさんいるのです。
そう考えれば、ポイントの存在を1年忘れてしまうのは全然ありえないことではありません。
ポイント貯金で機会損失をしてしまう
当面使わないお金は投資や、最低でも利子のつく銀行に預金をするべきです。
今や現金と同じように使うことができて、ポイント投資で実質換金をすることが可能なポイントを貯金し続けるのはタンス貯金と同じ行為と言っていいでしょう。
資産を増やすには自分で働くだけではなく、お金に働いてもらうことが大事です。
なのでお金持ちになりたければ、貯めたポイントにも働いてもらうのが1番ですね。
ポイントを使ったり、ポイント投資に回したりしないのはずっと機会損失をし続ける行為ということを忘れないようにしましょう。
まとめ:ポイントはすぐ使おう!
ポイント貯金をするとどんなリスクがあるかを解説しました。
もし1万ポイント以上持っている人は、タイミングを見て使い切るのがおすすめです。
楽天の通常ポイントであれば、以下の記事で有効な使い方を紹介しているので、よければ参考にしてくださいね!