テキサスホールデムに飽きてきた人におすすめなのが、ホールデムと似たルールのポットリミットオマハというルールのポーカーです。
ポットリミットオマハは、手元に4枚配られて、必ず手元のカードを2枚、ボードのカードを3枚組み合わせて役を作るという制約がありますが、ホールデムと比べて強い役が作りやすくなっています。
ホールデムは手札2枚とボード5枚の合計7枚を組み合わせて役を作り、平均手役がツーペアと言われていますが、オマハでツーペアは弱い部類の役になります。
オマハをプレイしていれば、ストレートとフラッシュは当たり前で、フルハウスやフォーカードも珍しくありません。
そんなわけでオマハをやってほしい人はこのような性質の方々です!
- テキサスホールデムより強い役で殴り合いたい人
- 分散の激しいゲームが好きなひと
- 麻雀で役満を狙うのが大好きな人
それではオマハのルールや特徴をさらに詳しく紹介します!
Contents
オマハの基本ルール
オマハはホールデムと違い、必ず自分の手札2枚とボード3枚を組み合わせないといけないというルールがあります。
例えば以下のボードと手札だと、手札のダイヤのTと8を使ってストレートフラッシュが作れます。
もしリバーの6がスペードじゃなければ、Tと9を組み合わせてフルハウスを作れます。
このように、4枚のうち必ず2枚を使わないといけないという制約はありますが、その2枚で1番強い役を作ろうとすると、必然的にホールデムよりも強い役ができやすくなります。
次にこの手札だと、KKKAAのフルハウスが作れそうに見えますが、手札のうちK1枚しか使っていないので、この場合はKKKAJのスリーカードが正しい役になります。
オマハで強い手札とは
ホールデムと違い、4枚カードが配られるのでスターティングハンドの組み合わせはなんと約27万通りになります。
なので以下記事のホールデムのときのようにスターティングハンドを暗記するということが不可能になっています。
ですがオマハの強いハンドには大体以下のような特徴があるので、これを覚えてプリフロップで参加するかしないかを決めましょう。
まずオマハで重要なのは、ハート2枚とスペード2枚ようにスーツのペア2つが強い手札となっています。
理由は簡単で、スーツが2枚揃った手札でないとフラッシュが作れないからですね。
また、AxsとKQsではナッツフラッシュになるかならないかという差があるのでAxs以外はあまり強い手札として扱われません。
次にAAKKのようにダブルペアはセットが作れる可能性が上がるので、強い手札です。
最後に789Tのように連続した手札もストレートを作りやすいため、強いです。
ちなみにオマハで1番強いと言われているのは、AAKKとAAJTのダブルスーテッドだそうです。
AAKKはヒットすれば必ず1番上のセットになりますし、AAJTはAのセットとナッツストレートとナッツフラッシュを作る目があるからですね。
オマハではとにかくナッツを作れるかどうかというのが重要視されるので覚えておきましょう。
オマハで弱い手札とは
オマハで弱いのはスーツがバラバラ、手が連続していない、3枚同じスーツなどがあります。
これら4つのカードは弱いとされる代表的なカードです。
77TQ(左上) | 7のセットになっても上セットに負ける可能性があり、強くない |
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J294(右上) | フラッシュになってもナッツではないので弱い |
QKKK(左下) | Kを手札で3枚使っているのでセットになるアウツを自ら1枚消している |
62A3(右下) | ナッツフラッシュになるアウツを2枚消している |
まとめ
派手好きな人におすすめのポットリミットの紹介でした。
ホールデムをプレイしている人にはぜひオマハもプレイしてみていただければと思います。
フルハウスやフォーカードが当たり前のように出てくるので、ストレートやフラッシュがまくられるスリルと、逆に相手の完成役を上回る興奮を味わえること間違いなしですよ!