ビットコインが2017年12月の仮想通貨バブルでつけた最高値を3年ぶりに更新し、現在234万円をつけています。
2017年の仮想通貨バブルは個人投資家が主体と言われていますが、2020年の今はマイクロストラテジー、スクエアなどの企業や機関投資家が爆買いをしています。
その効果もあってか200万円台に価格が定着しつつあるビットコインですが、それによって思うのが「もう普通のサラリーマンは1BTCを持つこともできないな…」ということ。
1BTCを持つのに230万円かかる現実
個人投資家のツイートや投資ブログの運用成績を見ると100万円なんて大した金額に見えなくなってしまいますが、世間一般でみたらどう考えても100万円は大金です。
- 20代 貯金額
- 日本人 平均貯蓄
- 30歳 総資産
とかでグーグル検索をかけて他の人はどれくらい資産を持っているか調べたりするのが好きなのですが(なお年収で調べると悲しい気持ちになるので調べない…)見るサイトによって情報がバラバラです。
20代の平均貯金額だと少ないところだと中央値で0円!多いところで100万~200万のデータだったりしますが、こうしてみるとやはり100万円は大金です。
私の肌感覚としても、身近な人や会社の人で100万円貯金している20代というのはほとんどいないですね。
そんな20代にとっての大金100万円が貯金が仮にあったとして、全額ビットコインに突っ込んでも、悲しいことに1BTCどころか0.5BTCを買い込むこともできないのです…。
仮に230万円持っていたとしてもビットコインに一括投資はできない
仮に230万円を持っていたとしましょう。
20代だと多分平均超えの貯金額で優秀な部類です。
買おうと思えば1BTCを丸ごと買えますが、当然のことながら貯金全額をビットコインにぶち込める人はいません。
もしビットコインを今買っておけば資産を大きく増やすことができると、その将来性に気づいたとしてもやはり全額投入は無理です。
今は資産形成の本やYouTubeでは猫も杓子もインデックス投資で、iDeCoとつみたてNISAで全世界株かS&P500が最強!と叫ばれているので、先にビットコインを買うのはなかなか難しい。
つみたてNISA等への投資をし、余った資金はビットコインに…と仮に5万円ずつ毎月積立をしていっても、4年ほどかかる計算になります。
なおこの計算は1BTC=230万の価格で4年間ずっと固定された場合で出しているので、当然のことながらビットコインの価格が上がれば1BTC集めるための期間は更に伸びます。
暴落してくれれば安く仕込めますが、私としては1BTC=100万円以下に大暴落するよりは1BTC=500万円とか1,000万円に行く可能性のほうが高いのではと思っています。
というわけで今ビットコインを全く持っていない人は、この先1BTC持つことはできないというのが結論です。
今1BTCを持っている人は大切にガチホしましょう
ビットコインの価格が将来どうなるにしろ、1BTCを持てるのは77億人いる中でたったの2,100万人しかいません。
現実的には1人で10BTCとか100BTC持っている人もいますし、企業が爆買いして手放してくれなかったり、すでに300万~400万BTCはGOXしてしまっている可能性もわけで実際は2,100万人よりさらに少ないはずです。
そんな中1BTCを持っているのはすごいことです。
ときには1日で10%以上の暴落をしたり、量子コンピュータがどうとか政府の規制がどうとかで握力を弱められる出来事が起こるかもしれません。
そんなときに狼狽売りをしないためにはビットコインの歴史や世界の金融史などを学んで知識を増やすことです。
私のおすすめはビットコインの歴史を時系列で紹介している、デジタル・ゴールドという本です。
この本に書かれている通り、ビットコインが100ドルとかで取引されていた時代があると思うと、本当に今のビットコインは高くなりましたね…
まとめ
ビットコインが最高値更新をし、200万円台をキープしているここ数日の様子を見てもう普通の人は1BTC持つことはできないなと思ってこの記事を書いてみました。
ただ1BTC持てないからといってビットコインを買う意味がないわけではないです。
ちょっと前に0.28BTCをHODLすれば大富豪になれるという某サイトの記事があったように、ビットコインが基軸通貨になれば1BTC以下でもお金持ちになれる可能性はあります。
ビットコインの高騰に腐らず、コツコツと集めていきましょう!
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