朝起きてツイッターを開いたらこんなツイートが目に入りました。
Nexo is not offering its Earn Product & Exchange in NY so it makes little sense to be receiving a C&D for something we are not offering in NY anyway. But we will engage with the NY AG as this is a clear case of mixing up the recipients of the letter. We use IP-based geoblocking. pic.twitter.com/kfeH7bRciE
— Nexo (@NexoFinance) October 18, 2021
仮想通貨業のNYライセンス未取得の2社に業務停止命令がされ、そのうちの1社がNexoということが発覚したそうな(本文の会社名は黒塗りだったのに、ファイル名が消されていなくて発覚というウッカリ?事件だそう)
最近は仮想通貨レンディングへの規制の動きが活発になってきていて、レンディング会社大手のBlockFiも刺されていましたね。
私はBlockFiの規制云々のニュースがあった頃には、BlockFiの利率改悪ラッシュに嫌気が差して出金済みでしたが、そのうちNexoにも規制の動きがあるんだろうなあと思っていたら、本当に冒頭のニュースが飛び込んできました。
まあ私にはこの業務停止命令ってやつがどれくらいヤバいのか分かりませんが、レンディングやDeFiなどへの規制が強まる未来は間違いないだろうと思っているので、リスク回避の意味でもNexoから出金できるビットコインは全部出金することに。
というわけでNexoからの出金の備忘録的なものを残しておこうと思います。
Nexoからの出金手順
BlockFiで出金するためには、出金先アドレスをホワイトリストに追加して認証されるのに1週間。出金手続きをしてから実際に出金されるのが2~3日先で大体10日かかります。
が、Nexoはホワイトリストの追加やら出金待ちなどする必要がなく、その日のうちに出金されます。
手順としては、まずNexoにログインをアプリ下側にある+マークのボタンを押して「Withdraw」をタップします。
↑このような画面が出るので、出金したい仮想通貨と数量を選択します。
出金手数料はNexo内のランクによって月に1回~5回まで無料で引き出すことができます。
なお私はNexoトークンを1枚も保有していなかったので、月間の手数料無料引き出しは1回でした。
Nexo内のランクの詳細については以下の記事で紹介していますので、気になる方はこちらをどうぞ。
アプリ上で出金手続きをしたら、メールでの最終確認
アプリでの出金手続きはものの1分程度で終わりますが、まだ出金手続きは完了せず、最後に登録メールアドレス宛に届くメールから出金先アドレスの確認をする必要があります。
出金先アドレスに誤りがないかコピペ+画面内検索をして間違いがなければメール内のURLをクリックして承認をしましょう。
ここまで終わったら出金手続きは全部終了です!
私の場合はビットコインを出金手続きしてからものの1分程度でウォレットに送金されているのが確認できました。
BlockFiと比べてかなりスピーディーなのはありがたいですが、逆に早すぎるからこそ出金先アドレスの確認を怠ったり、不正アクセスされたときなど気づく間もなく不正出金されてしまうリスクがあります。
出金の際は出金先アドレスに間違いがないよう確認をしましょう。
私も10回コピペと目視して確認をして出金しました笑
今後のNexoの出金戦略
今回の出金で引き出せたのは半分くらいのビットコインで、残りは1ヶ月の資金ロックをしているのでまだ引き出せていません。
今日引き出せたのは、朝に記事冒頭のツイートを見て、慌てて今日で1ヶ月ロックが終わりのビットコインの自動ロック機能をオフにしたからです。
利息の支払いは11時にされていたので、朝起きたのがもう少し遅かったらまた1ヶ月間ロックされるところでした…。
そんなわけでまだ半分ほどのビットコインがロックされた状態なのですが、ロック終了後出金するかどうかはこれから決定します。
個人的にはビットコインはここから更に価格を伸ばして、年末には1,000万円行ってもおかしくないと思っているので、レンディング利息+値上がりでウハウハ間違いなしなのですが、GOXリスクをどう考えるか。
昨今のレンディングへの規制と価格が急騰したときの貸し倒れなど、割とリスクが高まっているように思います。
出金した分を他のレンディング業者に移すのも一つの手ですが、他に安心して利用できるのはHashHubくらいかなと。
HashHubにはすでにビットコインを入れているので、これ以上数を増やすと1つのレンディング会社に預けすぎ問題でリスクが高くなりすぎ状態になってしまいます。
というわけで当面は自分のウォレットでガチホしておくことになりそうです。
ちなみに私が使っているのはハードウォレットのLedger Nano Xで、操作も分かりやすいのでセルフGOXなどはしたことがありません。
まだ取引所やレンディングでしかビットコインを管理したことがない方は、早めにハードウォレットデビューをしておくのがおすすめです。
まとめ
Nexoというかレンディング自体がヤバそうなので、リスク軽減のためNexoから出金したという話でした。
まだNexo内にビットコインが残っているので、業務停止→ビットコイン戻らずGOXみたいな展開にはもちろんなって欲しくないですが、万が一起こっても全部GOXするのは避けれたので一安心。
ニュースの内容も深く分からないので過剰反応だったかもしれませんが、仮想通貨界で生き残るには過剰に攻めるより過剰に怯えるくらいがちょうどいいのかなと思っています。
全然リスク取って攻めていないので、今回の仮想通貨バブルで億り人どころか富裕層の水準にも行っていないですが、まだ0.00001BTCもGOX経験はしていないので、GOX未経験で手堅くゆっくり資産を増やしていくスタンスで行こうと思います。