12月1日からNexoの利率が大幅改悪されました。
これまでは利息の受取をNexoトークンにすると、ボーナスとして2%上乗せをすることができ、
- 通常の利息分+4%
- 1ヶ月ロック+1%
- Nexoトークン受取ボーナス2%
の合計7%でビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を貸し出しすることができました。
が、今後はロイヤルティレベルに応じてNexo受取の利率が変わってきます。
ロイヤルティレベル | Nexo受取のボーナス利率 |
ベース(1%以下) | 0% |
シルバー(1%~5%) | 0.25% |
ゴールド(5%~10%) | 1% |
プラチナ(10%~) | 2% |
ロイヤルティレベルはNexoに預けている仮想通貨のうち、Nexoトークンがどれくらいの割合で持っているかによって決定します。
例えばビットコインを100万円分、Nexoトークンを15万円分持っていればポートフォリオの10%以上はあることになるので、プラチナになることができます。
Nexoトークンをたくさん持っている人には影響がない利率変更ですが、私のようにNexoトークンをたくさん持ちたくなくて、積極的にビットコインに変えてしまう人間には痛手。
ポートフォリオの1%もNexoトークンを持っておらず、ロイヤルティレベルがベースなので一気に利率が2%も下がってしまいました。
更に5万ドル以上の分に対しては、4%→1%になってしまうため、実質的に預け入れの制限もつくようになります。
この利率改悪に対して、個人的に今後どうしていくかをこのあとにまとめていきます。
Nexoトークン受取をやめて各通貨で受取をします
これまではNexoトークン受取で2%のボーナスを得ていましたが、ポートフォリオの10%もNexoで持つのはリスク過多すぎると考え、今後は5万ドル以下の預け入れで各通貨受取にしていきたいと思います。
これに1ヶ月ロックをすると+1%の合計5%の利息になります。
年利5%というのはHashHubと同じ利息なので、これだとあまりNexoでレンディングをする有り難みはなくなりますが、リスク分散の意味でNexoでも少額運用をしていきます。
ちなみにイーサリアムだとHashHubは年利6%つくので、利息だけ見ればHashHubのほうがNexoを上回ります。
まあNexoは月に1回まで送金手数料無料なのに対し、HashHubは安いとは言えない送金手数料がかかります。
- ビットコイン→0.0005BTC(現在レートで5,100円)
- イーサリアム→0.005ETH(現在レートで2,400円)
あとはHashHubは日本のサービスだから安心、という考え方もありますが、仮想通貨界隈において国内だから安心というのはあまり当てはまらない部分もあるのでそれをどう考えるか。
Nexoトークンの価格変動について
Nexoトークンのドル建ての週足はこんな感じ。
2021年に入ってから爆上げをして、ピーク時が427円。1月1日時点は1NEXO=60円だったので7倍上がったことになります。
一方肝心のBTC建てはこんな感じです。
ドル建てのときと同じような感じで、去年からNexoを持っていれば爆益。今年から持ち続けていても今現在で見ればBTC建てでも悪くなさそうな成績になりそうです。
なのでNexoトークンを10%分持ち続けるのはありではないかと思いますが、暴落したときに握力強めで持っていられる自信がなく、夏頃のBTC建てでズル下げしていたときは、1分でも早くNexoトークンをビットコインに替えねば、と思ってました笑
あとは仮想通貨レンディングが今後規制でヤバくなりそうな情勢なのもあり、レンディング自体を長く続けられるかどうかも怪しいので、Nexoトークンはガチホしづらいです。
まとめ
Nexoの利率が改悪されたので、今後はNexoトークン受取はせず、利率5%で運用していくことにしました。
Nexoトークンは保有割合に関係なく年利7%なので、Nexoの将来性を信じられるならいいのですが、個人的にはレンディングには悲観的です。
それならさっさとレンディングを辞めれば、って話なのですが、じわじわビットコインの枚数が増えていくのが嬉しいんですよね笑
今後もリスクを気にしながら、Nexoでのレンディングを続けていこうと思います。