先日暗号資産のレンディング事業をしていたCredという会社が破産したというニュースが流れました。
仮想通貨レンディングのクレドが破産申請 ユーザは資金返却を要請
私自身はCredのことを知らなかったので被害はありませんでしたが、このニュースを読んで改めてレンディングの危険性を認識させられました。
Credは使っていませんがBlockfiという別のレンディングサービスを使っているので、ビットコイン運用のリスク管理について今一度考えてみました。
ビットコインレンディングのリスクとは
レンディングは預けているだけで利息がもらえるので、日本の銀行預金と同じように思えますが、リスク面が違います。
よく知られているのが、銀行は破綻しても1,000万円まで補償してくれる制度です。
この制度を生かすために複数の銀行に1,000万円ずつ預けたりするお金持ちにいるようです。
一方レンディングはハッキングに対する保険制度があるところもありますが、会社の破綻に対しての補償はありません。
Blockfiも保険制度はありますが、会社が破綻すれば預けている暗号資産が全く戻って来ない可能性も考えられます。
このように何かあった時の補償の差が銀行預金の利息(0.001%とか)とレンディングの6%の利息のリターンの違いとなっているわけですね。
Blockfiに預けたビットコインをどうするか
私は以下の運用記事で紹介している通り、ハードウォレットでビットコインを積立投資しています。
しかしここで公表している以上の枚数をBlockfiに預けていて、今後どうしようか悩んでいます。
選択肢としては、「自分で秘密鍵を管理していないビットコインは自分のビットコインではない」という格言?に従って全額ハードウォレットに移すのが1番安全です。
しかし、今は月に1万円相当のビットコインを利息として獲得しているので、なくすのが惜しい金額になっています。
得た利息はそのまま運用できるため、複利効果も働き、10年単位で見たらただのガチホと運用成績が大きく異なってきます。
とはいえ、Blockfiが破綻して預けているビットコインを失ったら元も子もないので悩ましいところ。
そうやって色々考えた結果、結局ビットコインが将来どれくらいまで上がっていくと思っているかが重要だと思いました。
1BTC=300万円くらいが限界だと思えば利息で細かく稼ぐのは成績に大きな影響を与えますし、1BTCが1,000万円以上を超えると思っているならリスク管理を徹底してビットコインをなくさないことが大事です。
私は世界中でビットコインが使われる未来を思い描いているので、ガチホよりもレンディングに入れている枚数が多い現状はリスクの取りすぎと判断し、一旦引き上げすることにしました。
ビットコインのガチホはLedger Nano Xがおすすめ
レンディング会社破綻でビットコインやその他の暗号資産のリスク管理を考えている方もそれなりにいるかと思います。
そんな方に私がいつもこのブログでおすすめしているのが、ハードウォレットのLedger Nano Xです。
デメリットは約2万円と高額なところぐらいで、あとはメリットしかありません。
パソコンからではないと送金できないハードウォレットもある中、Ledger Nano Xはスマホから送金ができるのも嬉しいポイントです。
何より他のハードウォレットと比べて日本語の情報が手に入れやすいので、操作が分からなくなってもググれば何とかなるのも魅力です。
購入からセットアップまでの使い方は以下の記事でも紹介していますので、よければご覧ください。