暗号資産のレンディング先として世界的に最も信頼を集めているBlockFiは4月に利率の変更がされ、1BTC以上は年利2%になってしまいました。
カウンターパーティーリスクがある中で年利2%は少ないと思い、別のレンディング先を探していて、国内業者のシグノスとhashhubに注目していました。
ところが注目していた矢先にシグノスの利率が引き下げられてしまったようです。
BTC, ETHの貸借料率が、4/21より下記の通り改定されます。
機関投資家市場での借入需要が減少し、借入レートが直近急激に低下したことから、Cygnosも貸借料率の引き下げを実施することといたしました。
BTC: 1.5%
ETH: 2.3%https://t.co/RMaRTeOcoU— 仮想通貨の月次複利レンディング Cygnos(シグノス)Crypto Lending Service (@CygnosOfficial) April 7, 2021
元々年利3%だったのが4月21日から1.5%になります。
そうなるとBlockFiの1BTC以上の年利2%にも負けているので、あえてBlockFiから資金移動する必要はないかなという気がします。
他のレンディング先を考える
シグノス以外の国内レンディング業者だとhashhubがあり、最近Twitterとかでも名前を見かけることが多いです。
BlockFiやシグノスのように利率が引き下げられて渋くなっている中、hashhubはなんと6.5%!
しかも元々7%だったのを4月から利率引き下げられての6.5%なので、他のレンディング業者とは一線を画していますね。
ただ気になるのは、以前にあったCredの破産のようにならないかということ。
レンディングは銀行預金とは違い保護されていないので、業者が破産したり夜逃げしたら、基本的に預けていた資産は戻ってきません。
CredでGOXした日本人も多数いるようですが、今現在も戻ってきていないそうですし…
GOXリスクは利率が高ければ高いほど可能性が高まるので、他が利率を引き下げる中hashhubの6.5%の高利率は気になるわけです。
イーサリアムに至っては利率12.5%ですし…
nexoについて
他にもBlockFiの次くらいに有名なnexoというレンディング業者があります。
こちらはビットコインの年利が4%で、利息の受け取りをnexoのトークンにすると6%になります。
そして最大の特徴が利息が毎日振り込まれるので、複利効果を毎日効かせることができるところです。
毎日複利は面白い!と思って、私もnexoの口座開設をしようと思ったのですが、KYC手続き時にサポートに問い合わせるよう指示が出て断念。。。
なにやら英語表記の身分証明書(パスポート?)が必要という噂もあり、なかなか面倒そうです。
レンディングリスクを改めて考える
利率が6%とか2%で色々考えてきました。
しかしそもそもビットコインが誕生してから平均年利200%で値上がりしてきているので、たかだか数%のためにビットコイン全損リスクを抱えるべきなのかという問題もあります。
Cred破産のようにレンディングで増やすつもりが、全てを失ったら意味がないですからね。
ただ、私がレンディングで得たビットコインはもうすぐ0.1BTCに達し、日本円で60万円相当。
低収入社畜にとっては相当でかい金額なので、レンディング収入も無視しきれません。
今のところ唯一安心できるBlockFiに1BTCまで預けておいて、残りのビットコインとこれから積み立てる分は全部ウォレットで保管にしようかと思います。
定期ですが、私はLedger Nano Xでガチホしてます。