最近チェスを再開し始めているのですが、オープニングを全く覚えていない&勉強する気が起きないで、同じようなハメ手にレートを溶かしてやる気が低下。
代わりに昔一瞬ハマったクレイジーハウス熱が再燃しています。
https://twitter.com/ofutonmanblog/status/1399251079288659969?s=19
そしてこのツイートをした3日後くらいにクレイジーハウスでR2000達成しました!
普通のチェスで言えばR2000行けば中級者から上級者を名乗って良いレベルだと思うので、クレイジーハウスで初心者脱出です!
クレイジーハウスのルールや魅力は以下記事で紹介しているので、今回は実際にR2000になるまでプレイした気付きや雑感は書いていこうと思います。
Contents
評価値的には白番圧倒的有利だけど、そこまで差を感じない
普通のチェスでも白番が有利で、トッププレイヤー同士なら黒番ではドローが取れれば満足みたいなところがあります。
クレイジーハウスはテンポが非常に大事なので、なおさら白番が有利です。
lichessのコンピュータ解析だと初期配置で+2.2で、普通のチェスなら大差の評価値と言えます。
しかしクレイジーハウスは正解手を積み重ねるのが非常に難しい気がしているので、黒番を持ってもコンピュータの評価値ほど差を感じません。
まあそれは私の実力が差を感じられるレベルに全く達していないとか、5〜1分の切れ負けしかやったことがないからかもしれませんが…。
クレイジーハウス不人気説
普通のチェスだと24時間いつでも即マッチングしますが、クレイジーハウスは全然マッチングしません。
ひどいときだと5分切れ負けで数分間待っても全くマッチングしないこともありますね。
傾向としてはより持ち時間の短いほうが好まれるようで、1分切れ負けだと比較的マッチングしやすいです。
でも1分切れ負けだと最後は時間の落とし合いになり、まともな勝負にはなりません。
しかし将棋ウォーズと将棋クエストで鍛えた持ち駒の打ち合いで時間落としの経験が生きてるので、1分切れ負けは割と分があると思っています。
お互い残り20秒くらいになると最善手を目指すより、いかに相手にだけチェックがかかりやすい形を目指すかのほうが大事な時も多いです。
意味不明なチェックを挟むことで相手の時間を数秒削ったりもできますからね。
クレイジーハウスの世界チャンピオン戦
クレイジーハウスにも世界チャンピオンがいるようで、lichessでチャンピオンマッチを行った動画がYouTubeにありました。
レベルが高いなと思う一方、自分でもこの手の方がいいのではと思うところもいくつかあるので、ガチで取り組めばこのレベルに一発入れることもできるのでは思わされなくもないです。
クレイジーハウスの競技人口がどれほどで、全体のレベルがどれくらいなのか全然分かってないですが、私がチェスのGMになるよりはクレイジーハウスで世界チャンピオンになるほうが可能性ありそうと思ったり。
まあどちらも砂粒のように可能性が小さいですけれども…。
クレイジーハウスのお気に入りのオープニング
白番ではe4からさっさとキャスリングしてガンガン攻める作戦、黒番ではナイト捨てる作戦を好んでやってます。
普通のチェスではありえない指し方ですが、クレイジーハウスでは成立するのが面白いところ。
白番でe4とすると、結構相手にもこの作戦やられることが多いです。
切れ負けだと攻勢取っているほうが相手に時間を使わせられるし、受けに回るほうがミスも出やすいので人気なんでしょうね。
というかクレイジーハウスでe4にe5で返すとめちゃくちゃ指しづらいので、消去法的に選んでいるところもあります。
Bg5でナイトにピンされるのがとにかく対応しづらいんですよね…普通のチェス以上に。
ならナイト捨ててピンに悩まされない方が切れ負けではやりやすいです。
クレイジーハウスが流行ることに期待!
というわけでとりとめもなく書き殴ってみましたが、クレイジーハウスは面白いというのを伝えたいです。
戦略好きな人には合わないかもですが、暗記勝負嫌いでとにかく殴り合いたい人にはぴったりです。
特に将棋経験者は圧倒的なアドバンテージがあり、普通のチェス以上に参入後レートを伸ばすことが出来ると思います。
興味を持った方はlichessのクレイジーハウスを遊んでみてくださいね!
日本でクレイジーハウスが流行ったりしたら嬉しいです笑