コロナショックにより現金以外のあらゆる資産が爆揚げしている世の中で、まだ投資をしたことのない層も投資にチャレンジする事例が増えているようです。
実際私の身の回りにも投資に興味を持つ人が増えてきていますし、母親は人生初の投資を始めました。
ただ投資と一口に言っても、
- 債券
- ゴールド
- 不動産
- 株
- 暗号資産
など色々な投資対象があります。
私が主に投資しているのは株(インデックス投資)とビットコインですが、投資初心者はこの2つのうちどちらを優先して投資すればいいのか?について解説していきます。
Contents
株とビットコインなら株を優先しよう!
投資初心者なら株まずは株を十分な額だけ買って、どうしてもビットコインが欲しい場合はその後に買おうというのが今日の結論です。
その理由をこれから一つずつ掘り下げます。
株とビットコインの税率の違い
株はどんなに利益が出ても利益にかかる税金は約20%までです。
ビットコインやイーサリアムなど暗号資産(仮想通貨)は雑所得扱いになるので、金額に応じて取られる税金の割合も異なりますが、最大で55%もの税金がかかります。
1億円ビットコインの売買で儲けたとしても手元に残るのは4千万程度なわけですから、株と比べるとビットコインがいかに冷遇されているか分かります。
日本は世界各国に比べて特にビットコインへの税率が高いことで知られていて、日本の大物投資家にも税率が高い点で敬遠されることがあるようです。
また、ビットコインは確定申告をするのが非常に面倒くさいというデメリットもあり、手軽に投資に挑戦してみたい方は証券会社が代理で確定申告をしてくれる仕組みもある株のほうが初心者向けと言えるでしょう。
株とビットコインの値動きの大きさの違い
次はボラリティと呼ばれる値動きの大きさについてです。
2020年3月のコロナショックによってあらゆる資産は大暴落をしましたが、株は最高値から約30%の下落で収まったのに対して、ビットコインは50%以上、つまり半値以下になってしまいました。
100万円投資していたら50万円になってしまうわけですから、初心者にとっては耐え難い値動きです。
株自体も投資対象の中では値動きが大きくはありますが、ビットコインほどではありません。
株とビットコインの知名度
まだまだギャンブルと同じように扱われがちな株ですが、つみたてNISAやiDeCoの普及で認識が変わってきている人も少しずつ増えています。
なので会社で株の話をしても会話が続くという光景は今後増えていくと私は思っています。
一方のビットコインは2017年の仮想通貨バブルで毎日のようにテレビでやっていた頃から世間の知識がアップデートされれおらず、未だギャンブルと同程度の物と捉えている人が多いです。
会社でビットコインに投資していますと公言したら怪しいやつと思われてもおかしくないでしょうから、距離を置かれたくなければ株のことは話してもビットコインのことは話さないほうが懸命です。
ビットコインに投資する前におすすめのインデックス投資
それでもビットコインに投資をしたい方は、まずは月5万円楽天証券×楽天カードのインデックス投資をするのがおすすめです。
株に投資といってもアマゾンやグーグルといった個別の会社にだけ投資をするのではなく、アメリカの大企業500社や全世界の会社に分散して投資するのが「インデックス投資」です。
インデックス投資自体は今やどの投資本、投資サイトを見てもおすすめされている手法ですが、それを楽天証券×楽天カードで行うと毎月500ポイント、年間で6,000ポイントも付与されます。
この記事でも紹介している通り、毎月5万のインデックス積立を愚直に20年も続けていれば老後資金で困ることはあまりなさそうです。
そして5万円積立をして余ったお金があればビットコインを買うのが良いでしょう。
私もこのルールを守っており、ビットコインを多く買い増ししていますが、前提としてまず月5万円のインデックス投資をして余ったお金でビットコインを買っています。
ビットコインは誕生してからまだ10年ほどの投資対象ですが、インデックス投資は多くの人に認められた王道の投資法なので、安心感も多くこれを無視して資産形成をしない手はありません。
まとめ
ビットコイン大好きな私ですが、それでも王道のインデックス投資から始めて余ったお金でビットコインを買うのが投資初心者の方におすすめの手法です。
なおインデックス投資を行う証券会社は楽天証券をおすすめしていましたが、ビットコインを買うのはGMOコインという取引所がおすすめです。
日本国内に数多くある取引所の中でも出金や送金の手数料が無料の珍しい取引所で、長期投資する上でぴったりです。
GMOコインのおすすめポイントや使い方は以下の記事でまとめています。