コロナショックにより一時期40万円まで大暴落したビットコインも今現在100万円付近を推移していて、大暴落から復活を遂げたと言っても誰も文句は言わないでしょう。
そんなビットコインですが、ポートフォリオの一部に組み込む投資家が増えてきており、もはや無視することのできない資産になっています。
- ビットコインは怪しいから
- どうやって購入すればいいかわからない
などと言っていたらビットコインを持っている人とそうではない人で大きな差が開いてしまう…なんてことも起こり得るかもしれません。
というわけで投資初心者、あるいはビットコイン初心者は一体どのくらいの割合でビットコインを持つのがいいのかを考えてみました。
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ビットコイン投資の前にやっておくべきインデックス投資
ビットコインがいくら将来有望な理由があるにしろ、価格が乱高下しやすくリスクが高い資産なことには変わりありませんので、ポートフォリオの半分以上にするのは危険です。
そのため投資初心者はまず基本のインデックス投資をするべきでしょう。
つみたてNISAやiDeCoなど税制上有利な投資方法があるのでまずはこれらを優先するのが基本と言えます。
iDeCoは60歳まで引き出すことができないという大きなデメリットがありますが、つみたてNISAはいつでも自由に引き出すことができるので初心者にも始めやすいです。
ビットコインは1%~3%に抑えておくのが無難
投資にあまり興味のない方はポートフォリオの1%から3%ほどに抑えておくことが私のおすすめです。
インデックス投資に慣れるとビットコインの変動幅はかなりメンタルを削ってきますので、振り分ける金額も少なめがいいと思います。
インデックス投資に1000万投入していれば10万円から30万円程度のビットコイン保有ってイメージですね。
このくらいの額なら0になってもダメージは少ないですし、2017年の仮想通貨バブルのような爆上げがきてもしっかりと恩恵を受けることができます。
ビットコインは2017年の年初から20倍を超える上昇を見せたので、10万円だけの保有でも200万円になる計算ですね…。
とはいえここで大事なのは、「じゃあ100万持っていれば2,000万円だからたくさん持っておこう!」と考えるのはいけません。
仮想通貨バブルが再来しても自分だけ上昇に置いていかれてしまう「ビットコインを持たざるリスク」を避けるために少額でいいから持っていくという考え方が大事です。
ビットコインはGMOコインで購入するのがおすすめ
ビットコインをどこで購入するかは結構重要です。
というのも取引所によってはバカでかい手数料を取られてまともに儲けを出すのが難しいところが多いからです。
ビットコインでレバレッジ取引をせず現物をひたすら積み立てていくなら、GMOコインが手数料がかからずおすすめです。
私自身数多くの取引所の口座を開設していますが、操作性も1番気に入っています。
GMOコインは2018年に仮想通貨を流出させてバブル崩壊のきっかけにもなったcoincheckのようにハッキングなどを受けたことがないので安心できます。
ビットコインを長期保有するならハードウォレットで
GMOコインは安心できるとはいえ、長い目で見れば何が起こるかはわかりません。
なのでビットコインを長期保有するのであれば取引所に預けたままにせず、ハードウォレットで自分でビットコインを管理するのが1番安全です。
ハードウォレットはビットコインやその他の暗号資産を保管できるデバイスを指します。
ネット環境と切り離して管理をするので、ハッキングされる恐れがほとんどなくなります。
ハードウォレットは安くても1万円程度はかかってしまいますが、取引所の破綻やハッキングで全部失っては元も子もないので、1万円でそのリスクを回避できるのは大きいです。
ちなみに私はLedger Nano Xというハードウォレットでビットコインを管理しています。
初心者でも扱いやすく、価格がちょっと高いこと以外のデメリットが見つかりません。
まとめ
ビットコイン投資はあくまでインデックス投資をメインに据えて、「ビットコインの持たざるリスク」を避けるために1%~3%ほど振り分けておくのがおすすめという内容でした。
ビットコインに興味のある人もない人も、持たざるリスクを避けるためにほんの少額でもいいのでビットコイン保有をしてみましょう。
なお私は3%どころかその10倍以上の割合でビットコインを持っていますが、かなりリスキーなので良い子は真似してはいけません。
毎月積み立て記録も公開しているので爆死したら「3%にとどめておけば致命傷にならなかったのに」と盛大に笑ってあげていただければ…