毎月、運用報告を記事にまとめている通り、私はビットコインに投資を行っていますが、イーサリアムには投資をしていません。
暗号資産に投資を始めた直後は、時価総額2位にも関わらず1ETH=20,000円くらいで割安に見えるという理由だけで4ETH買ったことはありましたが、全部売却しました。
そして今後もイーサリアムに投資をする予定はありません。
今暗号資産の投資家の中でも最も注目されていると言っていいイーサリアムになぜ投資をしないのかについて、書き残しておこうと思います。
私のスタンスは長期投資でガチホ
まず投資と言っても何を目的にどういうスタンスでどのような成績を目指すかにもよります。
私は短期トレードでは才能がなく勝ち目がないと実際経験してみて悟ったので、短期でトレードしなくても良い長期投資を好んでいます。
そのため短期で売ったりする必要の出てこない、10年くらい気絶していたとしても消滅したり大暴落していない投資対象じゃないと駄目なわけです。
その方針に従い、ビットコイン以外だと米国株インデックス(S&P500)に月5万円積立投資をしています。
ビットコインとイーサリアムの違い
ビットコインの特徴は2,100万枚の発行上限がありますが、イーサリアムは発行上限がありません。
また、ビットコインは開発者のサトシナカモト氏が姿を消したこともあり非中央集権として知られています。
一方イーサリアムは開発者が存在し、今も開発に取り組んでいる中央集権の暗号資産です。
発行上限がないということはこれからいくらイーサリアムが発行されるかわかりませんし、開発者が力を持っている暗号資産はデメリットもあります。
例えばイーサリアムの開発者が事故に遭ったというフェイクニュースが流れた時は、イーサリアムが大暴落しました。
イーサリアムはこのようにニュースに敏感に反応するので、何年も気絶して売りの選択肢をなくすのは非常にリスキーと感じます。
一方ビットコインはサトシが持っているとされる100万以上のビットコインを売り抜けたなんてことがあれば大暴落する可能性が高いです。
しかしビットコインが世界中に広まってからもう何年も経ちますが、ビットコインの開発には一切携わっていないですし、死亡説すら囁かれています。
なので今後サトシの再登場でビットコインが暴落する可能性はイーサリアムのフェイクニュース等に比べて低いと思っています。
ビットコインにはそれ以外に心配する要素がほとんどなく、個人的には5年はニュースを追わずに売りの選択肢をなくして気絶していても心穏やかに暮らせます。
ビットコインとイーサリアムのリターンについて
イーサリアムは今年の1月1日時点で約15,000円で現時点で43,000円なので約3倍に跳ね上がっています。
一方ビットコインは1月1日時点で78万円で、今現在124万円なので2倍にもなっておらずイーサリアムのリターンには遠く及びません。
この結果から今年投資して儲かったのはイーサリアムというのは間違いないですね。
ただ長期の目線で見ると景色が変わります。
ビットコインは最高値約216万円ですが、すでに半分以上価格を戻していますね。
イーサリアムは最高値が約16万なのでようやく4分の1に戻した状況になります。
ただ4分の1でもマシなほうで、日本人に人気のある暗号資産の時価総額3位のリップルは最高値400円で現在30円なので、10分の1も戻せていませんね。。。
なので短期的な視野で上がっている暗号資産に乗り換えをすることなく、長期的に価格が上がっているビットコインに投資をしていきます。