最近ビットコインが爆上げしていることがテレビやネットニュースなどで良く流れているようです。
私の身近でも普段投資のとの字も知らずに生きているような人から「ビットコイン上がっているけど買ったほうがいいかな?」といった感じで聞かれることが増えていて、一般人にもビットコインへの関心が高まっているのを実感しています。
実際、暗号資産取引所の口座開設数も増えているようですし、初心者の方も暗号資産投資の世界に流れ込んできているのは間違いなさそうです。
しかし初心者は喰い物のされがちなのがこの界隈。例えば一見便利だけどとんでもないほど損をする「販売所」とか…
今回は「ビットコインを買わないでアルトコインを買う行為」をテーマに考えていきたいと思います。
インデックス投資をしているのに暗号資産投資ではビットコインを買わないのはなぜなのか
突然ですがこれから暗号資産投資を始めようと思っているが、株式のインデックス投資をしていないという方は、投資資金振り分けの順番を再検討したほうがいいかもしれません。
株式インデックス投資には便利な制度があり、特に利益分に対して通常20.315%かかる税金を払わなくてもいい、非課税口座の「つみたてNISA」は投資初心者にも始めやすく、最近だと本屋でどの投資本を手にとっても必ずおすすめされているほどです。
すでにインデックス投資をされている方で、ビットコインを買わずにアルトコインを物色しようとしている方には、なぜ株式のほうでは王道な投資手法を採っているのに暗号資産投資ではリスキーなことをしているのか考え直して見てほしいと思います。
ビットコインドミナンス(暗号資産の時価総額でビットコインが占める割合)は現在約70%で、今も昔も変わらず暗号資産界の王様的存在です。
影響力が強すぎるので、もしビットコインがだめになれば他の暗号資産も一緒にだめになるレベルと言えます。
ビットコインを持たずにアルトコインだけを買うのは、アメリカを除く全世界株式インデックスを買うよりひどいもので短期的はともかく、長期的に見ればパフォーマンスが悪くなる可能性は非常に高いでしょう。
どうしてもアルトコインを買いたい場合
それでも爆上げしそうとか儲かりそうとかでアルトコインがほしい場合には、インデックスファンドのように買う手法もあります。
例えば、
- ビットコイン70%
- イーサリアム20%
- ライトコイン5%
- リップル5%
といった感じ。
このように配分して購入する方法は以下の書籍にも記載があり、参考になるかと思います。
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なお私自身はポートフォリオの100%がビットコインで、アルトコインほぼゴミだと思っています。(判断がつかないのはイーサリアムくらい)
まとめ
ビットコイン爆上げで初心者の参入が増えている暗号資産界ですが、2017年の仮想通貨バブルのようにゴミを買い漁った日本人の資産が弾け飛ぶ歴史が繰り返されるのではと思っています。
世界的には禁止されているFXとか、愚か者の税金と言われる宝くじを買ってしまうようにギャンブル好きな国民性もあって、どれだけ警鐘を鳴らされてもアルトコインに向かう人は後を絶たないのでしょうね…
ただビットコインをポートフォリオの半分くらいに加えていれば、2017年の仮想通貨バブルでアルトコインを掴んで爆死してもビットコインを今まで握りしめていれば救われた相場でした。(もちろん今後もそうなるかは分かりませんが、、、)
株式ではインデックス投資をしている人が暗号資産ではアルトコインしか買わないのはギャンブルをしてきているからかもしれませんが、税制から考えても暗号資産でギャンブルは不利なので、FXでギャンブルして爆死したほうがマシですね。