個人的に中央集権型のレンディングサービス(CeFi)で1番信頼しているBlockFiの利率は定期的に変動するのですが、今回大きな改悪がされます。
これまでは2.5BTCまでが年利6%、2.5BTCを超える分は年利3%の利率でしたが、4月1日は以下のように利率が変更されます。
BlockFiの4月のレンディング利率 | |
ビットコインの枚数 | 利率 |
~1BTCまで | 6% |
1BTC~20BTC | 2% |
20BTC以上 | 0.5% |
1BTCを超えた分に関しては年利2%!となかなか大きく利率が下げられてしまっています。
レンディングにはGOXリスクがあるので、年利2%はリスク・リターンが見合っていないかなと個人的には思います。
なのでBlockFiでレンディングしているビットコインは1BTCを超える分を出金しておいて、1BTCのみレンディングしておくのがいいでしょうね。
BlockFi以外のレンディングサービスの選択肢
出金したビットコインは別でレンディングするのもありですが、BlockFiほど利率が高く、信頼ができる預け先はまだ見つかっていません。
国内のレンディングで有名なところでは以下の通りにサービス提供されています。
- GMOコイン:3%
- BITMAX:2.9%
- HashHub:7%
- Cygnos:3%
GMOコインは私のお気に入りの取引所ですが、常にレンディング受付しているわけではないのと、自由に出金できないところが微妙。
BITMAXは送金手数料が高すぎて論外ですし、最近個人情報の扱いが問題になっているLINEのサービスなので…。
HasuHubとCygnosも新しめなサービスでまだ利用者も少ないところだと思うので、信頼して使うのはまだ難しいかなってところですね。
レンディングから撤退するべきか?
BlockFiの利率が急に1BTCまでが6%に引き下げられた理由を考えてみます。
1番考えられるのは、たくさんの人がビットコインを貸し出すことで需要がなくなったことですが、BlockFiの経営が悪くなっている可能性とかも想定をしておかないといけません。
一応BlockFiは会社としてかなり利益が出て儲かっているみたいですが、今後も急な利息の引き下げとかが続くようであれば、GOXリスクも考えて全資産を早めに引き上げたりしようと思っています。
BlockFiに1BTC預けているとすると、1ヶ月で得られるのが0.005BTC(現在29,000円相当)で、大きい金額ですが、今後1BTC=1,000万円を超えていくようであればそのリスクに見合っているのか?というのは常に自問自答していかないとですね。
GOXリスクとかでヒヤヒヤしたくない人はやはりハードウォレットなどで、自分で管理するのが1番ですね。
なお私はLedger Nano Xでビットコインの大半をガチホをしています。