ビットコインに投資を始めてから1年が経ちますが、始める前と比べて現金に対する考え方が大きく変わってきました。
ざっくり言えば「現金はゴミ、ビットコインを買う=利確」という認識になっています。
この記事ではビットコイン投資をして変わった現金への考え方を紹介していきます。
私的にはおかしくないことだと思っていますが、世間一般の価値観とは異なることは分かっているので、ビットコイナーのポエムだと思ってご覧いただけますと幸いです!
ビットコインと価値の保存
現金には3つの働きがあり、
- 支払手段
- 価値の尺度
- 価値の保存
以上の3つを満たすことによって大衆が通貨、紙幣とみなしています。
確かに支払手段は言わずともがなですし、価値の尺度も日常的に日本円を基準に物事を考えているので納得できますね。
しかし価値の保存に関してはどうでしょうか。
日銀はコロナ禍で前代未聞の金融緩和でお金のバラマキを行っていますし、元々アベノミクスでは物価上昇率2%を目標に政策を行ってきました。
これは100万持っていれば1年後には98万円になるのと同じで、どんどんお金の価値が下がっていくことを意味します。
一方でビットコインは発行上限が2,100万枚と予めプログラムされているので、勝手に増え続ける日本円と違って希少性が保たれています。
ちなみにFRB(日本で言う日銀)はつい先日物価上昇率2%を容認することを発表しており、通貨の価値の下落(インフレ)は世界的に止まらない流れと言えます。
このことから機能的な面では現金、法定通貨よりもビットコインのほうが価値の保存手段として優れていますね。
そのため現金を長く持ち続ける行為、貯金がただ損をしているだけな感覚を持っており、すぐに使わない現金は積極的にビットコインか株に替えるようになりました。
現金を使うのは家賃や税金など、目先に支払いが必須なものという現状です。
ビットコインを価値の保存手段として利用するためのアイテム
ビットコインは発行上限枚数が2,100万枚と定められている点だけでも現金より価値保存手段として優れていますが、他にも優れている点があります。
それは秘密鍵と呼ばれる暗号コード(文字列)を忘れさえしなければ第三者にビットコインを奪われることはないことです。
例えば現代でもなお行われることがある預金封鎖によって銀行に預けている現金が引き出せなく事態をビットコインなら防ぐことができます。
ただビットコインをGMOコインやbitFlyerなどに代表される暗号資産取引所で買って預けておくだけではいけません。
よく言われる1,000万円までの預金保護や利息を除けば取引所に預けておくことは銀行預金とあまり変わらず、預金封鎖レベルの出来事が発生したときはもれなく取引所のビットコインを引き出したり売ったりすることはできないでしょう。
これはビットコインの秘密鍵の管理を取引所に任せているからで、自分で秘密鍵を管理していれば預金封鎖レベルの出来事でもビットコインを没収されることはまずないはずです。
ビットコイン管理におすすめのハードウォレット
取引所に預けずに自分で秘密鍵を管理する方法はいくつかありますが、最も手軽なのはハードウォレットと呼ばれるデバイスを使うことです。
唯一値段が1万〜2万円くらいするのがネックですが、1度買ってしまえば5年以上は余裕で使える物です。
私はLedgers Nano Xというハードウォレットを買いましたが、英語ながらも操作がわかりやすく今も愛用しています。
実際に購入してから初期設定の方法などは以下の記事でレビューしていますのでよければご覧ください。
まとめ
ビットコインに投資を始めてからの現金=ゴミという考え方に変わっていったという話でした。
コロナショックが起こる前からこの認識でしたが、コロナ禍での各国中央銀行の現金バラマキを見てさらにこの認識を強めています。
これからも社畜として現金マイニングに努めて、少しでもビットコインの枚数を増やすように頑張っていきます。