Amazonと言えば国内最大の通販サイトで、日用品から趣味のグッズ、現実では買いにくい商品など、日常的に利用している人が多いはずです。
そんな生活に必須のAmazonで、2019年9月26日現在Amazonアプリで他人の注文履歴が表示されてしまう現象が発生しています。
この現象の困ったところは、
- 名前や電話番号、住所が他人に見られてしまう
- 運が悪いと自分が注文した恥ずかしい商品が他人の注文履歴に表示される
- クレジットカード情報やギフト券の不正利用の被害の有無は明らかになっていない
こんな感じです。
注文履歴だけではなく個人情報が流出しているわけなので、かなり大変な問題と言えますね。
ひとまずこの記事では、人に見られたくない恥ずかしい商品が注文履歴を非表示にする方法や、Amazonでの不正対策について紹介していきたいと思います。
Contents
Amazonで他人に見られたくない恥ずかしい商品の非表示方法
Amazonでは注文履歴を完全に削除することはできませんが、非表示にすることはできます。
非表示にされた注文は、アカウントサービスの非表示にした注文からではないと見れなくなるので、他人に恥ずかしい商品を見られる可能性が低くなります。
非表示にする方法は、まずAmazonにログインをしたあと注文履歴を開き、以下画像の赤四角で囲ったところの「注文を非表示にする」をクリックします。
続けて、もう1度注文を非表示にするをクリックすれば注文履歴から表示がされなくなります。
この操作ができるのはパソコンと、PC版ブラウザからだけです。
アプリを使っている人はブラウザを開く→PC版で表示をしましょう。
また、非表示にできる注文は100件までなので、たくさん非表示にしたい人は計画的に非表示にする必要があります。
(↑Androidなら︙となっているところを、iPhoneなら□に↑が突き刺さっているアイコンをクリックするとPC版のページを開くことができます)
これで仮に他人に注文履歴を見られる現象が発生しても、見かけ上は健全な注文履歴だけ残るようになるはずです。
今すぐやりたいAmazonの不正利用対策
次に、今のうちにやっておきたいAmazonでの不正利用をされないための対策について見ていきましょう。
Amazonにクレジットカードを登録しない
他人に不正ログインをされてしまったり、注文履歴や情報を見られたときに1番怖いのが、クレジットカードで勝手に注文をされてしまうことです。
そこでクレジットカードをアカウント情報に登録しないようにするのがおすすめです。
次に注文する際にカード番号を手入力する手間がかかる難点はありますが、不正ログインをされたときの被害を考えると、これほど簡単で効果的な対策もありません。
なお、Amazonではカード番号の下4桁以外は表示されない仕様となっているので、今回の他人に注文履歴が見られる現象だけでカード番号が流出することはないはずです・・・。
2段階認証の設定
2段階認証は、銀行や仮想通貨取引所など、金融系のサービスにログインする際によく使われます。
ログインする際にメールアドレスとパスワードを入力するだけではなく、予め登録しておいた携帯番号に送られるSNSの番号を入力しないとログインができない仕組みとなっています。
2段階認証を登録しておけば、万が一メールアドレスとパスワードが流出しても、自分のスマホさえ落とさなければ不正にログインされることがない強みがあります。
2段階認証の設定もPC版じゃないとできないですが、登録手続きは簡単なので、セキュリティ強化をしたい人はぜひ設定しておきましょう。
登録メールアドレスの受信確認
Amazonでは商品を注文すると、リアルタイムで注文確認メールを送ってくれます。
自分が注文したときに注文がちゃんと成立しているか確認をするだけではなく、他人に不正注文をされたときに検知できるという意味でも重要なメールです。
なので、Amazonに登録しているメールアドレスが受信可能かどうかを確認し、届かないメールアドレスの場合は登録のメールアドレスを変更しておきましょう。
また、ヤフーメールやGmailなどフリーメアドサービスを利用している人は、フリーメアドサービス自体のアカウントを乗っ取られ、Amazonのパスワード再設定→不正アクセスされることもあります。
そのため、Amazonアカウントのセキュリティ強化だけではなく、フリーメアドサービス側のセキュリティ強化もやっておくようにしましょう。
まとめ
注文履歴の非表示の仕方と、Amazonでやっておきたいセキュリティ強化の方法を紹介しました。
この記事を書いている時点では、他人の注文履歴が表示される現象は現在調査中のようなので、現状できる対策としてはこれくらいでしょうね。
引き続きAmazonの公式発表を待ちましょう。